TENANT

だすことby.小森一太

2019.06.19

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つくりました、はじめての長編ドキュメンタリー。

つくるってこと、だすってことって、むちゃくちゃ大変なんですね。

僕は今まで公な表現者であったことが一度もありませんでした(多分)。頭の妄想の世界のなかに都合よく浸ってたタチです。「うわ、いまのメロディーラインむっちゃええやん」「これ脚本にしたら一大叙事詩やわ」というように。

なにかとてもやわらかい、アイデアのふわとろたまごのような、言葉のナタデココのような、そういう自分にとってすごくパーソナルで大事なものを、現実世界という固く冷たい事務机の上に出さなきゃいけない。それがすごく苦手で。でもそんなもん誰でも苦手で。

 

「世に出す」という、とても現実的な筋肉のいる作業のために、だしてだしてだして筋肉をほぐしてやる、鍛えてやること。

本当は『自分ちでやれ』と怒鳴られる作業なんですが。すみません。

自分の中の幻想の世界と、自分の外の現実の世界とを、何度もなんども架け橋していくことで、通路としての自分自身の幅が広げられていく。そうは思うのですが。

 

3日ほど前から、「肉体を失って進化していくであろう人類の集合意識は、いずれ再び肉体を求めて反乱を起こすのだろうか」という妄想が繰り広げられています。

現実の自分は、5日ほど前からタイ文字を覚えはじめまてます。

だしたほうがださないほうよりいいとは常には限らないということもだしてきたから言えることだと言ってみる。

そして何度後悔しても、この記事を書き終えた僕はセブンの豚ラーメンを食べにいくであろう、現実の奴隷。

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隣の畑にすごい発見が落ちてるかも。
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