TENANT

喫茶 つぐみの部屋#8by.秋光 亜実

2020.01.19

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東京に引っ越して来て3度目の更新です。
もうすぐ9ヶ月が経とうとしているみたい。
時が勝手に過ぎゆこうとも、
進むとか広げるとか深めるということには
ずいぶんと時間がかかってしまうようです。

「丁寧に暮らす」ということをに主軸に置くと
今まで気がつかなかった
細かいことに気が向かったりして
床に髪の毛が1本でも落ちていると気持ち悪くて
文字通り神経質になっちゃったり、
窓から部屋に少し日が射すだけで
とめどなく幸福な気持ちになれたり
一喜一憂が激しくなりました。

そういう自分の感情を逃さず
いちいち反応しています。
「暮らし」を大切にすることは
「自分」を大切にすることだ。

当たり前のことしか言えないねえ。

近頃はアウトプットが多めで、
映画や小説にあまり触れられていません。
おかげさまで仕事の関係で
音楽には触れられているのでありがたい。

読みかけの本がいくつか溜まってしまっています。
読み進められる本と
そうでないものの違いは何なのでしょうか。
気持ちがあちこちへ羽ばたいてしまう。

駅のホーム、目の前に落ちている手袋を目にしては
数秒後には車窓から外を眺め、
「あの人は今頃なにを感じているだろうか
誰かを想ったりしているのだろうか」
と思案したり。

手のひらサイズのモバイルフォンの
画面の中を見つめては、
自分の小さな脳みそで考えていることの
規模の小ささや
奥行きのなさを知りながらも
画面の中の出来事は、
すべて虚構のような気さえしてきて
内側で焦がす恋もないまま
また小さな炎を静かに燃やし続けています。

ひとつ確信を持てるのはその静かに燃ゆる小さな炎は
決して消えることがないということだけです。

どんな人でもそういうものがひとつだけあれば良い。
何もなくてもそれだけを絶やさず抱き続ければ良い。

読み進められる本とそうでない本の違いは
共感できるかどうかなのかもしれない。
日頃秘めている事柄を
他者が言語化してくれているとなれば
それは喜びだし
確信にかわり自信をもつこともできるでしょう。

ただ、未だ知らない世界を知る、
自分の考えや想いとは真逆のことを、
傷つくこと無く知り得ることができるのも
本が持つ役割のひとつ。

今のモードとしては、
後者を求めているので
難しくてなかなか読み進められなくても
乗り越えないと・・。

今回は作品紹介でなく、
“日常における本との向き合い方”
みたいなテーマでした。

———-

そんな私も本をつくりました。
写真集です。

去年の3月に参加した
TOKYO ART BOOK FAIR Ginza Editionで
販売した『TRIP』シリーズ二作。

その1つは、3月にリリースした『TRIP 00』で
2週間滞在したアメリカで
撮影した写真をまとめたもの。

加えて第2弾として12月にリリースしたのは
3年程かけて撮り続けた日本での写真をまとめた
『TRIP 01』です。

太陽の潤い、街のにおい、
人々の暮らしに見る文化の違い
2週間と3年という時間軸の違いも含めて
二作同時に楽しんでいただけるものになっています。

私のオンラインショップからの購入も可能です。
是非ご覧ください。

https://twogoodme.thebase.in/

そしてこちらは過去のアートワークをまとめた
プラットフォーム。
私のほとんどのことがだいたいわかります。
是非お目をお通しください〜。

https://tsugumiakimitsu.jimdofree.com/

それでは、ごきげんよう。

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隣の畑にすごい発見が落ちてるかも。
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