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2018.08.02

【FEATURE】渋谷の夜の対談
路地 × Dokkoise House

2018年8月8日にキャリア2枚目、新体制では初となるニューアルバム『これからもここから』をリリースする路地と、共に東京の近いシーンで活動し、5月に1st Single『Free Throw/Discharming』をリリースした極上のポップスを奏でる男女7人組Dokkoise Houseのメンバーが集合。出会いやそれぞれの活動を語りあい、共演となる9月8日(土)のリリースパーティに向けて交流を深めた渋谷の夜の話。


L→R:Yuzo Suzuki(路地), Nosuke(路地), Kozue(路地), Miyoko(Dokkoise House), Kato(Dokkoise House)

Yuzo:
すごい汗かいてるけど、今日割と涼しい日でしょ?(笑)

Kato:
あの、僕らドッコイセで一番ポンコツな二人なんで、道に迷ったんです。(笑)

So:
みよこさんは手術は無事終わったんですか?

Miyoko:
寝てたら終わりました。

Kozue:
ポリープがあったんですよね。

Miyoko:
ちょっと前から扁桃腺が腫れてきちゃっててそれが慢性化してて、ちょっと寝不足だと悪化しちゃうみたいな。

Kozue:
うちのベースも今一緒だよね。

Yuzo:
そうそう、毎日イソジンでうがいしないと腫れてきちゃうって。風邪薬飲むんだけど、薬が体に合わなくてアレルギー出ちゃってて。リリースの動きがある中、入院もう少し先にしますとか言ってくれてて、申し訳ない気持ち・・・。
(対談後、路地のベースTakahashi993は無事入院終了)

Kato:
僕らも京都に遠征行ったとき、症状出てて。しんどいし、水飲むときも痛いし、みたいな。

Miyoko:
でも食欲はあるから唐揚げ弁当とか食べてて。帰ってその足で点滴して、みたいなことをやってました。

Suzuki:
ドッコイセ、熱いね。(笑)
あ、ドリンク来た。

Kozue:
早速アルコール大丈夫なんですか?

Miyoko:
大丈夫、大丈夫。

Kato:
お酒大好きなので。

(乾杯)

阿佐ヶ谷の仲良し近所から、バンド同士の交流へ

Yuzo:
ドッコイセは想くんに教えてもらって。それまで聴いたことがなかったんだけど。

Kato:
想くんと菊地さん(Dokkoise House)がいつの間にか仲良くなってて、僕らもいつの間にか。

Yuzo:
菊地さんと想くんが家近いんだよね?
想くんからさ、近所でドラム持ってる人見つけましたってある日言われたんだけど、どういう報告なんだろうって。(笑)

So:
「ドラム持ってる人」っていう目線では見てないですよ。(笑)
最初は僕が好きなだけだったんですけど、メンバーも聴いてくれるようになって嬉しい・・・。

Kato:
想くんのおかげだわ。一緒にカラオケ行った甲斐がありました。

So:
本当ですよね(笑)カラオケ行きましたね。今思えばあれがドッコイセ突入のきっかけです。

Miyoko:
最初、想くんのことわからなかったから、すごいラップする人いるけど誰?ってなって。
想くんがバンドやってるって聞いて絶対ラッパーだと思ってたら、ドラマーって知ってびっくりした(笑)

So:
この間対バンした時も言われた(笑)あの日は本当にいい日でした。
ドッコイセとRibet towns、メロウ・イエロー・バナナムーンがモナレコ(下北沢mona records)でライブする時、僕はリベットの辻ちゃんと元々バンドやってたんで、誘われて遊びに行って。その日に今は仲の良い、イハラカンタロウも出てて。

Nosuke:
ドッコイセは今回のリリパにも出てくれるわけですけど。呼ぼうと思った理由はなんですか?

Yuzo:
「Trolly」がやっぱめっちゃ良くて、あのインパクトが。ライブ見ないで、呼ぶの勝手に俺が決めちゃったんだけど。後日観に行ったけどやっぱりすごい良くて。

Kato:
え、そんな裏側があったんですね、嬉しいなあ。

Kato:
うちのベースのさやさん夫妻が路地めちゃめちゃ好きで。

Miyoko:
パソコンのデスクトップが梢さんなんです。りんご音楽祭の時の。

一同:
(笑)

Yuzo:
ありがたいですね。

Kozue:
嬉しい。

Kato:
さやさんが言ってたのがりんご音楽祭の時の、ベースの方の、ファッション。最高すぎる。
なんかあの、釣り人みたいな。川辺で釣りしてそのまま来ましたみたいな。(笑)

一同:
(笑)

Yuzo:
本人喜ぶかもね。(笑)
想くんが高橋くんに「いなたい感じでお願いします」って言ったらあの感じだったんだっけ(笑)

Kato:
うちも結構言われる。

So:
えーでも、ドッコイセおしゃれじゃないですか。

Kato:
女の子はおしゃれなんだけど、みよちゃんとかに、僕と菊地さんがめっちゃ言われる。
菊地さんとか、靴一足捨ててますから。(笑)

Yuzo:
女の子が3人いるの、いいよね。

Kato:
路地は、梢さん一人ですもんね。
入った時とかどうだったんですか?

Kozue:
最初は歌わされてる感がすごくて、私こんなの歌ったことない!ってことばっかりでした。
友達来てくれた時とか、「こずえ全然歌い方違うくない?大丈夫?」って言われたもん。

Yuzo:
その辺ドッコイセはどうなの?

Miyoko:
私も音楽はあまり分からなくて、最初は別のガールズバンドをやってたんですけど。

Nosuke:
へぇ、何やってたんですか?

Kato:
NUMBER GIRLとかミッシェル(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)とかやってたよね。ゆらゆら帝国とか。

Miyoko:
私はもう楽しければなんでもよかった。

Yuzo:
めちゃめちゃいいフロントマン見つけましたね。(笑)

Kato:
本当に、よく言われます。
知り合いの結婚式でドッコイセが演奏してたのきっかけで、一緒にやろうかってなって加入したんだよね。

Miyoko:
今入って一年くらいです。

ボーカリストたちの語らい

Yuzo:
ドッコイセの良さって何より、二人のコーラスワークが本当にいいよね。

Kozue:
すっごい好き。昨日も寝る前にいいなーって聞いてた。本当に奇跡だと思う、二人のハーモニー。すっごいいい!

Kato, Miyoko:
嬉しい・・・。

Kozue:
せっかくボーカルの二人が来てくれてるから。私としてはすごい嬉しくて。

Yuzo:
待ってましたよ、そういうの。

Kozue:
今回レコーディングしてみてなんか勉強になったこととかってありますか。

Kato:
レコーディングは最初はなすがままという感じでしたけど、今回は自分の中でイメージを持って挑めたのは良かったです。
完璧は無理なので、ここまではある程度再現したいっていうのを持って挑むんですよ。
知識もないんで、感覚で持って行くしかないので。そんな感じですかね。

Kozue:
こういうのにしたいとか、理想ってあったんですか。

Kato:
自分の中でキリなくなってしまうし、やりすぎると喉が疲れたりとかするので。小さい目標を作るって感じですね。ここまでは質感を再現したいっていうのを。みよこさんはないよね。

Miyoko:
最初は兄(Kato)のニュアンスを聞いて、こここういう歌い方をしてるねっていうのを聞いてからやります。

Kato:
みよちゃんの場合は立ち位置もちょっと違うからね。最後に出てくるから、それはもう周りが盛り立てていくしかないというか。
ここはこっちの方がいい!とかはみんなが言いますね。そこは梢さんとかも似てるんじゃないですか?作る側というよりは再現する側というか。

Kozue:
そうですね。

Yuzo:
フロントマンだけど、実はすごいバランス感覚ですね。

Kozue:
例えば今の話を聞くと、二人はちょっと違う立場だと思うんだけど、ライブだと、お二人はどういう姿勢で挑んでいるとかってあるんですか?

Kato:
上手く歌うというより、その日の演奏の雰囲気にいかに合わせて行くかっていうところですかね。どうしても毎回同じには絶対ならないから、その場その場に合わせて。感覚的にやった方が楽しいんですよね。毎回同じとかが僕、できなくて。

Miyoko:
歌い方とか変えちゃうもんね。

Kato:
みよちゃんの場合は、指示が出るから、サッとやってほしいとかね。

Kozue:
そういうのって、誰が言ってるんですか?

Kato:
みんなで言ってますかね。

Miyoko:
こうした方がいいとかはみんなで言ってくれるって感じです。

Kozue;
嬉しい、ボーカルの方とこういう話できるの。
ライブ前にはコンディション整えたりするんですか。

Kato:
特にないですね。

Miyoko:
乳製品取らないくらいです。

Kozue:
お酒もいっちゃうんですか?

Kato:
アルコールは飲まないです、さすがに。でもコーラとかは行っちゃいます。理屈で考えるとダメになっちゃうんで、考えないっていうのはある意味武器ですね。

Miyoko:
梢さんは何かありますか?

Kozue:
私は逆で、考えすぎたりしちゃうんですよね。ライブ前は極力喋らない。喉が強くないから。

「ディスイズ路地」とは、「ファウンダーさとし」とは

Kato:
路地はどういう集まりなんでしたっけ?

Nosuke:
元はと言えば大学つながりですよね。

Yuzo:
路地を立ち上げた人は今いないんです、気付いたらこのメンバーになっていて。
最初は大学時代、僕がスーパーでバイトしてたんです。そこで知り合った人とバンド組んだのが原型で。
そこにのすけさんや梢さんが入って。

Miyoko:
梢さんはどうやって入ったんですか?

Yuzo:
梢さんはスーパーで働いていた人の紹介で、すごい歌上手い人いる、この人入れよう!ってなって。
そこから紆余曲折あって高橋くんと想くんが入って、今の体制になりました。

Kato:
せっかくなんでニューアルバム『これからもここから』のことをちょっと聞いてみたいんですけど。テーマって何かありますか?

Yuzo:
今回2枚目なんですよ。後悔ないものを作りたいって、なんかそれだけだったよね。

Nosuke:
そうですね。レコーディングもなかなかストイックでしたよね。
ドラマーのスティックを買いに行かされたりとか、エフェクターを買いに行かされたりとか。(笑)

Yuzo:
レコーディングしてたら色々想定外のことが起こるもんで、のすけさんに30分で買ってきてってLINEしたりしてね。

Nosuke:
ずっとスタジオにいるのに暇そうにしてたからかもしれないです。(笑)

Kato:
アルバム聴かせてもらったんですけど、思ったのがみんなジャンルバラバラの曲好きなんだろうなっていう。
でもそれが面白くてオルタナ感というか路地感につながっているというか。

So:
ディスイズ路地。

Kato:
そう、ディスイズ路地ってものを感じられました。

Kato:
勝手なイメージですけど路地は、梢さんが作詞作曲してるんだと思ってました。

Yuzo:
逆にそう思ってもらえるの嬉しいかもしれない。

Kozue:
そうだね。

Kato:
それくらい浸透してるというか、みんなに曲の認識が。自分で曲を作っていないとはいえフロントマン然としてますし。

So:
ドッコイセの菊地さんと路地の雄三さんは立ち位置的には近いものがあるかもしれないって思ったりもします。

Miyoko:
わかるかもしれない・・・。

So:
なんだろう、ファウンダーというか。(笑) 

Kato:
でも菊地さん最近、年下にさとしって(下の名前で)呼ばれ出してるんですよ。

Nosuke:
じゃあ俺も雄三って呼んでいいすか。

Yuzo:
全然いいっしょ、いいんだけど呼んでくれないじゃん。(笑)

Kato:
長年の関係性を打破するのは難しいですよね。(笑)

Yuzo:
運営の部分は菊地さんが?

Kato:
運営は菊地さんですね。僕らじゃ連絡取れない人とかと、しれっとコンタクトしたりしててすごいなあと思います。あの人、大学三年くらいからドラム始めたんですよ、それまで水泳部で。

Miyoko:
首折ったんだよね。(笑)

Kato:
飛び込みの時に、水面に対して垂直に入りすぎて、頚椎にヒビ入ったみたいな話があって。あと2,3センチで不随だったらしいですよ。

So:
ええ、これからドッコイセ聞くときのエモみがすごいな。(笑)菊地さん家でみんなでタコパとかしたいです、雄三さんに菊地さん家を見て欲しいです。楽器めっちゃあって秘密基地みたいなんですよ。家近いんでこの間も行ったら、スチールパンみたいなやつ出てきて。

Yuzo:
財力がすごいのかな。(笑)

僕たちの行き先はどこなのか?

So:
ドッコイセはどこに行きたいとかってあるんですか、ビジョンは。

Kozue:
それ聞きたい。

Kato:
すごく短絡的ですけど、大きいフェスに出るバンドになりたいです。バンド始めた最初とかって友達呼ぶのでいっぱいいっぱいじゃないですか。でも、やってく中でちゃんとライブに一般の方が足を運んでくれたりとかして、聞いてくれてる人がいるんだって実感が湧いてきています。ビジョンとかは菊地さんが持ってて、みんなそこに合わせてる感じですかね。自分が納得できるものを、録り続けたい。それにプラスアルファで、聞いてくれてる人が増えてくれればいい。僕はそんな感じですかね、菊地さんはまた違うと思いますけど。

Miyoko:
みんなが楽しくやって、その結果、菊地さんが先に連れていってくれるって感じです。

So:
音源だけApple Musicで流しても、ドッコイセって7人ってわからないじゃないですか。今、いくらでも音って重ねれるし。今って音楽だけを聞いてファンになるってあんまりないと思っていて、ライブに足を運んで、メンバーの雰囲気とかまでリスナーに伝わっているシーンの状況だと思いますし。そういう総合的な目でみて、みんなすごく魅力的だし、やすおさん(Dokkoise Houseのキーボードかつ、SALON TENANTに参加しているデザイナー)の完璧なパッケージングもあるから、とてもオリジナルで。ドッコイセは常にワンマンでいいんじゃないかとかって思います。

Kato:
嬉しいけど、僕ら側の姿勢がそこまで追いついていないかもしれない。(笑)

So:
ドッコイセも好きで路地も好きでって人が出てきてほしいっていうのと、音楽に携わるいろんなシーン引っくるめて、自由で独特のことしてるなって目線で見てくれてると思うんですよ。だから一緒にどうして行ったらいいんだろうかって、作戦とか立てられたらなって。

Yuzo:
今回のリリパもね。これを機にドッコイセを聴いてくれたらと、恐れ多いながらそんなことを思ったりして。路地のリリースを祝いつつがっつり爪痕残しちゃってください。

Miyoko:
頑張ろうねー。

So:
最終、僕がドッコイセ好きすぎる記事になってませんか?(笑)

–––––––自分でやっているメディアで今回、自分のバンドの記事を、一本だけ。自然に話していたら参加してしまっていたのですが、路地のリリース・パーティがとても楽しみ。まだまだ途中、まずはそれぞれの作品が届いて欲しいと願うばかりですが、ここで起こっていることは「小さな世界の中心」だって信じてしまうような、音楽のマジックが起こっていると感じています。リスペクトしあいながら、これが大きな輪になっていくといいなあと思います。

■Text: So Ohashi


■Information
路地 『これからもここから』
発売日 : 2018年8月8日(水)
価格 : 2,000円(税抜)
国内レーベル : 路地
フォーマット : CD
規格品番 : ROJI-0002
■Live
2018.8.4 SAT | 下北沢BASEMENT BAR
Ribet towns”ショーケース”
release tour episode 2≫TOKYO

2018.9.1 SAT – 9.2 SUN | 群馬県吾妻郡嬬恋村 無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
KNOCKING ON THE DOORS TINY GARDEN FESTIVAL
http://www.urdoors.com/special/TGF/

2018.9.8 SAT | 下北沢mona records
路地 2nd Album 「これからもここから」リリースパーティ
[出演]路地、YAOYOROS、Dokkoise House

■Ticket&Contact
Official Web Site: https://www.roji-band.com/
Twitter: @rojiband


■Dokkoise House
都内を中心に活動中。あなたのこころにドッコイセ。


■Information
Dokkoise House 1st Single 『Free Throw / Discharming』
発売日:2018年5月19日(土)
価格:500円(税込)
国内レーベル:OHAGI RECORDS
フォーマット:CD
規格品番:OHGR-0002

■Ticket&Contact
Official Web Site: http://dokkoise-house.com
Twitter: @dokkoise_house