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2019.06.08

【TENANT 101】心の洗濯機 #16

 

LAUNDRYという新しい活動について

 

 

1
僕は三年くらい前まで大阪にいた。

当時は「フリースタイルダンジョン」の放送開始によりフリースタイルにのめり込んだ、数多くいるであろう一人だった。
Coughsというバンドをドラムサポートしていた頃(この間もリリースツアー東京見に行った、いがちゃんのディズニーランドに関するMCが良かった)毎週のように集まっていたベル●ゾンという思い出深いアパートなどで、手当たり次第にMCバトルを仕掛けるも誰も返せずビートが途切れていた。めげずに東京に移っても風呂上がりに一人サイファーを続け韻の引き出しを蓄えること三年。

東京でドラマーとして路地に加入し、活動をするうちにとある打ち上げで阿佐ヶ谷のど近所住まい、Dokkoise Houseのトラックメーカーキクチさんと出会い、「阿佐ヶ谷ビースティボーイズ」というクソダサい名前の1日限定ユニットを組んだりして実際にラップをする機会が増えていく(楽しかった)。最近の話だけれどラッパーにもようやく出会えた。

 

 

 

2
Dokkoise Houseのライブにも度々出させていただいたりするうちに、僕とキクチさんはトラックメーカー・ラッパーとしてお互いギアを入れて制作していきたいというモードになり、毎週末スタジオキクチ(キクチさん宅)の空きを確認して通っては新作トラックにラップを乗せて録音を始める。(これが去年末くらい)録音機材はかなり充実しているし、楽器もたくさんあるのに場所がないので、マイクをロフトに向かって伸びるハシゴの中段に乗せてラップをしている。はたから見たら生活観丸出しだし、僕は前傾姿勢でペンギンみたいな格好になる。レーベルを作るならハシゴ・レコーズとかにしたいなと思っている。

MCフリーメイソン(なんでそうなったか全然覚えていない)というMCネームは結構愛着があったけれど、自分の中でHIPHOPが楽しい遊びでありつつ、お遊びではなくリアルな表現方法になり、日本語での表現が好きだから皮一枚かましたような態度ではなくて等身大でHIPHOPに向き合いたい、と思ってきて、ちゃんとした名前で活動しようと思った。そんなに意味はないのだけれど、洗い流したいものが多すぎたから、LAUNDRYという名前をつけた。

 

 

 

3
金太郎飴みたいな存在になりたいと思う。
どこを切っても同じ顔。そのためには表現方法が多く分岐してきても、ぶれずに自分の芯を持っていること。

路地でドラムをしたり、SALONでは企画・運営、文章や小説書いたり、かたやラップしたりしているけれどちゃんと芯を見据えてやっていれば枝分かれした道も全部回収されるんじゃないかと。
風呂敷を広げていくことにはめちゃくちゃ不安もあるし、横を見れば同年代はライフミッションをこなし先に行きまくり、まあそういうのも、喋ってる間はプラスの力で押し返せるような感覚。

つべこべ言わずにやるのも大事だけれど、これからもつべこべ言うと思う。

 

 

 

LAUNDRY: レペゼン阿佐ヶ谷のラッパー。主に近所のトラックメーカーTO-CHOUの自宅で録音した音楽を発信する。

 

[NEW RELEASE] LAUNDRY – Mineral (Prod. TO-CHOU)