• HOME >
  • TENANT >
  • 【TENANT 102】喫茶 つぐみの部屋 #6
2019.05.11

【TENANT 102】喫茶 つぐみの部屋 #6

喫茶つぐみの部屋#6

日記を書いてみる!
今は朝(5月11日11時現在)だけど
ふと「あぁ〜、日記を書こう」と思った。
1日の終わりに書くのが一般的かもしれないけど
私はどうしても夜は力尽きて
書くに至らずに眠ってしまうので
余裕があるときは
次の朝に書くのが合ってるのかもしれない、と
やっと気づき、今書いている。

そして、これも続くかわからないけれど
思い立ったときに書くくらいでいこう。
それくらいの余裕が必要だ。
あと、ボールペンで書こう。
消して書き直すことができないように。
ごまかすことができないように。
脳から受けた指令を真っ直ぐに
そのまま指を走らせよう。
漢字の間違いも、
とりあえずそのままでいいやろう。

私にとっての“日記”の印象は
映画とかからインスピレーションを受ける。
特に「Heathers」というウィノナ・ライダー主演の
80年代の学園ブラックコメディ。
主人公のベロニカは学校で起きたFUCKな出来事を
毎晩「Dear Diary!」と怒り奮闘しながら書き連ねる。
こんな感情的な日記があるものだろうか。めちゃ怖い。
でも、殺気に満ちたそのシーンは
何故か快感というか、なんだかマネしたくなる
不思議な不気味さがある。
もっとハッピーに1日を締めくくりたいものだが
ティーンの頃の説明しようのない
苛立ちみたいなものは
そういういワケにもいかない。
ベロニカはそうして日記に消化し
ノートを閉じた後に
フーーーーーーッと一息つき
その翌日、同級生の意地悪に直面しても
まったく感情をあらわにせず
冷静に日々を送るのだ。

日記の意味とか役割(と言うと堅苦しいが)
みたいなものを感じる。
度々、劇中で登場するシーンは病みつきになるし
Heathersの中でも、私にとってはすごい好きなシーン。
観てみてネ。

あとは、JUDY AND MARY時代のYUKIさんの日記。
これは“YUKI GIRLY”シリーズの本文で公開されている。
当時の激動の日々を、毎日2~3行で綴ったもの。
内容はほとんど食事のこと。
どこで公演した、打ち上げでは何を食べた。
休日は誰とどこへ行った、何を食べた。
というかんじで実に、淡白でシンプル。
でもその中に、言いたいことや
心の内が詰まってるような気がしてならない。
何かを隠すように“食”という
日常の当たり前の事柄だけを
ひたすら書き残すことに
心理的な不安定さなのか、揺れなのか
「JUDY AND MARYのYUKI」とは切り離された
単純に普通の20代の女性の日常を
描いているように見える。
そういうところにキュンと胸打たれる。
“GIRLYシリーズ”。
ファンならみんな知ってるけどめちゃオススメ。
何度読んでも同じ熱量の感動を抱く。
男の子に読んでみて欲しい。

そして、最後はさくらももこさん。
こちらはエッセイとして
「もものかんづめ」
「たいのおかしら」
「さるのこしかけ」
といった代表中の代表作が世に出てますが・・・
とにかく文章のセンスがすばらしい。
とても感受性の強い方なんだと思うけど
それをなんとも滑稽に
ジワッとしたユーモアに代えて描けるんだから
本当にすばらしい。日本の宝。大好き。

自分の日記を書くつもりが、
人の日記についてばっかり語ってしまった・・・
マァ、今回紹介した作品は
だいたい「つぐみの部屋」にあるので
気になる方はウチに寄ってみてください。

ちなみにつぐみの部屋は移転しまして
大阪市阿波座から東京都世田谷区になりました。

夢や希望は抱いているが、
日常の厳しさと社会の淡白さも知っている。
それでも私は出逢う人々にことごとく恵まれ
可愛がってもらっているので幸せだと思う。
甘んじることは一切ないけれども、
自分で道を選んでいく楽しさを
めいっぱい浴びながら
これからも日常の中の慈しみを感じて
進んでゆこうと思ってマス。

喫茶つぐみの部屋#6
喫茶つぐみの部屋#6
喫茶つぐみの部屋#6

それではまた来月。バイバーイ。