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2019.05.03

【TENANT 103】スキマでジャムジャム#14

それは僕がまだ19・20歳くらいの時のことです。

 

当時、友人の紹介で行ったボランティア活動で僕はあっちゃんという女性としりあいました。

あっちゃんとはその活動の打ち上げの席で『ドラえもんの映画には何故出来杉君が登場しないのか?』という話題で大層盛り上がり

その後二人で遊びに行くことになりました。

 

その頃も童貞魂ビンビンだった僕はどうすればいいのかよく分からなくて友人に相談した結果

京都駅に、座るだけで絶対付き合うことが出来るという夢のようなソファーがあるということでそこに向かうことにしました。

 

そして当日

たわいない話をしながら僕はそのソファーを目指します。

 

友人曰く、エスカレーターを上がってすぐの所にあるので絶対にすぐ見つかるとのこと。

 

しかし・・

 

その聞いていたエレベーターを上がってもそれらしきソファーなどどこにもありません。

 

 

 

あれ・・・?

 

場所を間違えたか?

 

 

僕は一気に不安になり、さらにその瞬間パニックになり

僕はそれからしばらくそのソファーを求めて京都駅中をさ迷い歩きました。

その間、会話などほとんどなく

 

ソファーに座ったら付き合える・・

ソファーに座ったら付き合える・・

 

この考えに取り憑かれた私はとにかくそのソファーを探し続けたのです・・。

 

 

 

それからどれくらいの時間が経ったのでしょうか・・。

恐らく1時間以上は経過していたと思います。

 

 

不意にあっちゃんが、もう終電なので帰ると言い出しました。

確か時刻はまだ19時にもなっていませんでした・・・。

 

明らかに愛想を尽かして帰るあっちゃんでしたが

 

その時の僕はとりあえず今日は解散して

また次回下調べをしてからまた来ようと呑気に考えており

まだ夕陽が沈んでいない中『終電』に乗り込むあっちゃんを見送りました。

 

 

 

そして

それから二度とあっちゃんとは連絡が取れませんでした・・・

 

 

ふっふっふ。

これが甘酸っぱい青春ってやつなんですかね。

 

 

今あっちゃんは何をしているのでしょうか?

 

もし今会うことが出来たら僕はあっちゃんにこう言いたいのです。

 

 

『あの時はごめんね。

それから後日友達と京都駅に行ったんだけど、ソファー5分で見つかったんだ・・。』

 

 

 

 

とね。

 

 

ということで

本編はこちらですよ。

 

 

 

http://blog.livedoor.jp/gfcjam/