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2018.07.20

【TENANT 206】ひとりカラオケボックス #4

#4 曲名紹介/18HARF

これでもかと降り続けた雨雲の上にはやっぱり夏が待っていました。
明くる日もあくる日もどの庭先にもはためくTシャツ日和の7月です。

8月15日を過ぎればきっと海にはくらげが、
耳を澄ませばサマージャム’95が、
もうすぐにやってきてしまう。
夏はいつもうだるように、しかし猛烈に過ぎていく。

今回は自分の歌ではなく、
上半期が終わりましたので、
この半年の月別プレイリストを、そして上機嫌な楽曲案内を。

あまりたくさんの曲を聴くというよりは、
同じ曲を一定期間の間、繰り返し繰り返し聴き続ける方なので、
毎月、その月に聴きたい曲を順次追加・曲順変更する方針で、自分のためのプレイリストを作っています。
月初から月末に掛けて、ひとつきのミックスを完成させていくような気持ちで。

さて、タイトルをクリックするとプレイリストのページに飛べます。

風花メートル/JAN

1. YUMEGIWA LAST BOY / スーパーカー
2. Favourite Shirts(Boy Meets Girl) / Haircat 100
3. Modern Love / デヴィッド・ボウイ
4. La La (Means I love you) / ジャクソン5
5. Layla (Live) / エリック・クラプトン
6. Ziggy Stardust / デヴィッド・ボウイ
7. Space Oddity / デヴィッド・ボウイ
8. コミュニケーション・ブレイクダンス / SUPER BUTTER DOG
9. お茶 / neco眠る
10. BOY / neco眠る
11. KANIMISO / neco眠る
12. Layla (Acoustic Live) / エリック・クラプトン
13. Moonlight Shadow / マイク・オールドフィールド
14. La La Means I love you / yanokami
15. ばらの花 -Live version- / yanomami
16. YUMEGIWA LAST BOY / スーパーカー
17. 好きではないけど懐かしい / 坂本慎太郎

京都で軽音楽部時代の先輩たちと、急に夜中に奈良まで夜景を見に行くことになった日があって、
その日のドライブで教えてもらった曲がたくさん入っています。
「La La Means I love you」はyoutubeでプリンスのバージョンをよく聴いていましたが、
矢野顕子とレイ・ハラカミによるyanokamiのを見つけて嬉しかった覚えがある。
yanokami自体聴くのもこれが初めてでしたが、エレクトロ×矢野顕子が程よい距離感で気持ちよいと思います。
ばらの花byヤノカミも良いです。
くるりの曲はいつもカバーばかり聴いている気がするけど、
むしろそれだけ曲そのものに受容性というか、広がりや余白があるってことなのかな。

2月のプレイリストはなかった。
この時期はずっと映画観てた気がします。
あと最近公開になったMV、所属バンドのRibet townsのアメジストという曲ですが、
2月はその曲の歌詞を書いていたので、寝るときもお風呂に入るときもデモを飽きるほど聴き続けていました。
こちらも良かったら聴いてくださいね。⇨アメジスト【MV】 / Ribet towns

浸されて春/MAR

1. 後悔 / 柴田聡子
2. ニューポニーテール / 柴田聡子

3月もまだ歌詞書いてたのでアメジストのデモばかり聴いていました。
あと「後悔」を気が狂いそうなほど、1ヶ月間リピートし続けていたのも覚えています。
歌詞・曲構成・アレンジなどどこを取っても名曲だと思います。

歌詞を取ってみると、曲の中で時間の経過が感じられるんですけど、その時間の流れ方がなんかぞっとする。
バッティングセンターでバットを振る男の子を見かけて、歌詞の主人公の女の子はその子を抱きしめたいと思う。
その飛躍もなかなかですが、それがアウトロではいつの間にか、「抱きしめていれば…」という後悔になっている。
最終的に、抱きしめれていれば君と本気になっていた、とこの子は考えるわけですけど、
抱きしめる、という言葉が使われていながらこれは全部この女の子の頭の中の妄想で、
現実的じゃないところで夢想に浸っていて…
でも歌声のせいもあってか、その夢想の中でとても生々しく「君」という生身の人間をむちゃくちゃにしている感じがします。
そういうところがぞっとする。
けど、リズムや声のピッチベンドがぞくぞくと快感を刺激する曲で、ちょっと怖いです。

微熱グレイ・ゾーン/APR

1. ベルリンブルー / あだち麗三郎
2. 富士山 / あだち麗三郎
3. Life is Like a Boat / Rie fu
4. それはスポットライトではない / 浅川マキ
5. それはただの気分さ / fishmans
6. Long Season / fishmans
7. Just Thing / fishmans
8. 新しい人 / fishmans
9. SEASON / fishmans
10. Tender / ブラー

4月は度重なる不運を受けて、救いを求めるようにfishmansを聴いていましたが、
その時は気持ちよくても心も身体もふわふわと別世界に行ってしまうのであまり得策ではなかったのかもしれません。
「ベルリンブルー」の、「君の心はとても素敵だから ベルリンブルーと呼んでみないか」という歌詞が不思議。
「君」に対して話しているはずなのに、
話者である主体が「君」のことをベルリンブルーと呼ぶ、というのではないように思います。
まるで「君の心」が物理的に形あるもので、そこに名前を与えようとしているような。
君ではなく君の心がベルリンブルーなのですよね。多分。
君と君の心を分けて、心という物質に対して愛称を付けているような、
どちらかというとそういう主体の考え方の捻れというか、不思議さの方が際立つ歌詞だと思います。

m-vtirs/MAY

1. Paris, Texas / ライ・クーダー
2. Calling You / ジェヴェッタ・スティール
3. Fare Thee Well (Dink’s Song) / オスカー・アイザック & Marcas Mumford
4. Green, Green Rocky Road / オスカー・アイザック
5. 500 Miles / ジュディ・シル
6. Girls and Boys / ブラー
7. 渚にて / 路地
8. Everybody Wants To Be Famous / スーパーオーガニズム
9. Music Save Me (One More Time) / MOCKY
10. Jesus Was A Cross Maker / ジュディ・シル
11. Solidier Of The Heart / ジュディ・シル
12. Death On The Stairs / リバティーンズ
13. You’re so Cool / ハンス・ジマー

5月は映画音楽が多めです。
『パリ・テキサス』はヴィム・ヴェンダースによる1984年のアメリカ映画ですが、
今のところいちばん好きな映画です。でも観ると息が詰まって、無条件で声を上げて泣いてしまう。
美しくて苦しい、愛に関する映画です。
映画音楽といえば『バクダッド・カフェ』(1987)、Calling youは忘れられない響き。
あとオスカー・アイザックの2曲と500 Milesは『Inside Llewyn Davis』(2014)からですが、
500 Milesはジュディ・シルがカバーしているver.が唯一本編で出てくるものと並んで好きでした。
原曲よりも映画ver.かジュディ・シルの方が素敵だと思う。

また5/19に東京はモナレコードでのライブで、
このSALON創始者たる大橋さんのバンド、路地とRibet townsが対バンする機会がありまして、
そのライブがとても良くて、路地の渚にては何度も聴きました。白く透き通るような、視界が靄に包まれるような曲。

水膜ブレイク/JUN

1. Depth. Pt.Ⅰ / Yumi Zouma
2. Beautiful / bonobos
3. なんとなく夢を (extended remix) / ゆらゆら帝国
4. 無い‼︎ / ゆらゆら帝国
5. THANK YOU FOR THE MUSIC (Nui!) / bonobos
6. GOLD / bonobos

6月もいろいろと厳しく、そういう時は夢に近い音楽を拠り所にしてしまう気がします。
でも聴くということに関していえば、
どんなに音楽に寄り掛かっても音楽は倒れてしまったりしないし、
たくさんあるし、誰にも迷惑が掛からないし、
依存の設定先として悪くない。と思う。
人に寄り掛かるよりずっとずっといい。
Thank you for the musicは昔のバージョンが好きだったんですが、最近youtubeからなくなってしまいましたね。
本人たちは新しいのを推したいのかな。新しいのも前よりは好きになってきました。

下半期リストはまた3ヶ月後か、年末ごろに。