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2019.05.25

【TENANT 306】月世界宙がえり #6

「夜の流れ」

どうも、イハラカンタロウです。
前回に引き続き、短い小説を書こうかなと考えていたのですが良いテーマが浮かばず。

今月は僭越ながら「夜の流れ」というイハラの曲についてお話させていただきたいと思います。たまにはこういうこともしてみたい!

 

 

◎作曲に関して

作曲当時、僕の中で大流行していた「クリシェ(コードの構成音の一つを半音または全音ずつ下げて行くコード進行)」や「ハイブリッドコード(分数コードの一種)」を多用し、尚且つメロディもポップス然とした物を作ろう!とかなり意気込んだ記憶があります。

そのおかげで意味が分からない程にコードの数が多いのと、構成もかなり覚えづらい曲となっており、サポートしてくださるメンバーにはとても迷惑をかけてしまう曲です。

・イントロ、Aメロのコード進行

CM7 Bm7(♭5) E7 Am7
Gm7 C7

これは出だしの部分なのですが、大貫妙子さんの「新しいシャツ」と大体同じ進行です。最初のメロディ作りへの取り掛かりは、この進行から始めました。

・Bメロのコード進行

FM7 G6 G#m7(♭5)
Am7 Am7onG F#m7(♭5)
Bm7(♭5) E7

前半部分は、竹内まりやさんの何かの曲の雰囲気を意識した覚えがあります。
後半のクリシェ部分はユーミンの「ダンデライオン」を意識しました。サビの後半部分にも、同じようなクリシェを用いています。

・サビのコード進行

CM7 Gm7 C7 FM7
Am7 Bm7 FM7 Bm7(♭5) E7

サビの前半です。この進行は自分で演奏していても変な進行だなと思います。特にAm7 Bm7 FM7の部分など。
どうやって考えたのか忘れました…勢いで書いた気がします。

この曲の肝はイントロの進行とサビ後半のD7の使い方なのですが、そこは秘密にしちゃいます。

 

 

 

◎作詞に関して

夜の流れ

作詞曲 井原寛太郎

街の中にこっそり風が吹いたら
どこまで思い出す?

ハイウェイ
オレンジの額

街の中にこっそり風が吹いたら
どこまで行けば良い?

緑の地図
蠢くライトたち
流れ行く夜

言葉は魔法のようだ
傷つけるも笑わすも全部

青いガラスに、ぽたり
月が落ちて
僕らの頬を撫で下ろした

街の中にこっそり風が吹いたら
どこまで行けば良い?

光の粒
追い越し更けていく
流れ行く夜

全てはいつも通り
あどけない声 だらしない癖も

夜の流れと僕らの声の色
合わせて

言葉は魔法のようだ
傷つけるも笑わすも全部

青いガラスに、ぽたり
月が落ちて
僕らの頬を撫で下ろした

 

 

 

夜の高速道路というのが僕はとても好きでして

・一定間隔で過ぎて行くオレンジ色のナトリウムランプ
・オレンジ色の光が、車内の人を流れるように跨いで行く
・遠くに見えるマンションや家屋の白い灯、その光の粒が横目に過ぎ去る
・車のヘッドライトが案内図や他の車に反射する
・車窓から月が見え、月明かりが車内の人を照らす

これらの風景を文章で表せないかと思いまして詞を書きました。

夜、部屋を暗くして寝る時や、車に乗って走っている時、誰かと一緒にいると余計なことから大事なことまで不思議と話してしまいがちな気がします。
そんなことから喧嘩になったり、仲を深めたり、旅路や生活には色々なことがあって。そういった時のことを思い出して、詞を書きました。

以上、夜の流れという曲について簡単に簡単に、お話しさせていただきました。
編曲についても書こうと思いましたが、色々なアーティストの曲を参考にしていて話に終わりがなさそうです。また機会や需要がありましたら!

2019.4.29(Mon.)
渋谷HOME
「夜の流れ」