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2019.04.10

[TENANT 203] さくら舞い散る中に忘れた記憶とお

 

 

 

頭が痛い。

マンションの外から一歩出ると一目散に鼻の奥を何かがつんざき何回もくしゃみをした。頭がボーッとするような感覚で、こめかみの部分を押し付けられるような痛みである。何回もくしゃみをすると、くしゃみをしてたことに体力を使っていたことに気付く。花粉症はもうそこらのバイオテロと同じなんじゃないかて思う。結局は花粉症の人間は薬漬けにならなきゃいけない。皆が薬を飲んで、スプレーか何かをかける。体が常に病に置かれてるようにダルい。どのタイミングかもわからんくしゃみが急に起こるし、くしゃみのしすぎでボーッとまたする。

 

 

 

何回同じことを経験するんだと言うくらい春を迎えては新しい季節を感じている。その度に何の変化もないのに学校を卒業したときの気持ちや、入学する時の感情を思い出す。何にも今の自分にはもう起こっていない。桜が咲いて、誕生日が来て、うだつの上がらん日々にまた一年が経ったなと知らせるだけ。

 

 

最近はついに昼夜逆転が過剰になる。昼は1時に起きるか3時に起き、寝る時は3時4時だったのが5時ごろが当たり前になってきた。その事情が今もまだ恐怖で、恐怖がそのまま蔑ろにされてこれで良いかと思わせるだけ。何が気持ち良くて、何が自分にとって適した生活なのかもわからないまま過ぎる。最近は熱が出ることがめっぽう減ったから、それが自分の体調の決め付けにするのなら健康ではある…

 

 

 

人は迷惑を誰かにかけることを嫌がる。だからかけないようにする。でも人は誰かに迷惑をかけないように見えてるだけで、実際は誰かに必ず迷惑をかけている気もする。家族に迷惑かけないように恋人にも…としたら職場で迷惑をかけたり。なにが満ち足りたら何かが溢れ出る。人間はそんなに上手には生きていない。

 

 

 

今日も4時が5時を向かう途中。いつものベッドからここに記す。